目次
本の内容
女神の宝石、ルシファーの魔石、そして賢者の石…。「パワーストーン・ファンタジー」では歴史的にも有名な40の宝石、石の伝説や物語を紹介。「パワーストーン・ファイル」では、代表的な50のパワーストーンを取り上げ、鉱物としての特徴、古より伝えられる効能や魔力を解説しています。
文庫 – 2014/11/12
目次
- パワーストーン・ファンタジー―宝石と石の物語(愛と恵の石;神々と聖なる石;魔法の石;死と冥界の石;呪いと争いの石 ほか)
- パワーストーン・ファイル―古から伝わる宝石の力(アクアマリン;アゲート;アズライト;アベンチュリン;アポフィライト ほか)
著者紹介
草野巧[クサノタクミ]
1956年栃木県生まれ。早稲田大学文学部文芸学科卒。雑誌、単行本の編集者を経て執筆業に入る
レビュー
パワーストーンの勉強しようとして、水晶のパワーストーンとしての意味を知りたくて読んでみました。
印象に残った3つのことです。
- 科学が発達し、パワーストーンに魔力はないと証明されているが、そう感じるのが人間の自然なのではないかと現実な視点からパワーストーンの力を書いている点に好感が持てた。
- パワーストーンに関する伝説や逸話が豊富で古代の人の様子が知れて面白かった。
- 科学の時代が来る、数千年間に人類はパワーストーンの魔力を信じてきた。実際に信じてきた時代の方が長いということに納得した。
逸話や迷信といいながら、いまだにパワーストーンの魔力を信じてしまうのは、こういった歴史的背景があってこそなのだと思いました。
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この記事を書いた人
星カフェいんよう堂・魔法図書館編集長 カトケイ
星カフェいんよう堂編集長。年間150冊以上の本を読む本好き。西洋東洋問わず大の歴史文化好きで、特に生活に根差した風俗文化・オカルトに興味があり、歴史文化として占いに興味を持つようになる。最近は、歴史の側面から占いを語る鏡リュウジ氏がお気に入り。公式HP